風騒ー清・孫髭翁ー風騒ー清・孫髭翁ー

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概要・あらすじ概要・あらすじ

「風騒 ー清・孫髭翁ー」湊令子(歴史小説 400字換算 80枚)雨とフライトの遅れで急遽最終日の日程と変更になる。バスは再び南下して『大観公園』へと急いだ。雲南路の行く手にぜひ出会いたい、気になる人物を一応リストアップしてきていた。明・昆陽の鄭和(大航海時代の先駆者)清・大理の杜文秀(太平天国の雲南での指導者)清・昆明の孫某なる詩人(不詳)。だが意図しない偶然によって、彼らに出会う順序は狂わされたようだ。大観楼の楼閣の正面左手の台座に腰を下ろす一人の老翁。腰まで垂れる長い豊かな髯、右手に持つのはどなたの詩巻か。左手を後ろに眼光厳しく端然と翡翠色の滇池に向き合っている。「この方よ」風が耳許に告げた。像の眼差しが、ふとやわらぎ、問いかけるように注がれる。「なにを知りたいのかね」もしかしたら、わたしは風のガイドで、この翁についての物語を紡ぐことができるのかもしれない・・・「もう、行かなくっちゃ」風は、翁の彼方の烟雨にかすんだ滇池に眼を走らせた。「よかったわ。今日が雨で」翡翠色の湖は、今はもうそこにはない。翌朝七時出発。雨の中をホテルからバスで空港へ。一時間弱のフライトで白族自治区大理新城、下関へ到着。この日、ここ風の通い路、「風城・下関」も、絶景「玉の洱海」も「銀の蒼山」も垂れ込める雲の下だった。立ち騒ぐ風が、耳朶をなぶって行き過ぎる。「風騒」ふと裡につぶやく。この詩人の隠れ里に足を運んでみたい。200年の時差を越えて。「風には時差がないの、おもしろくないわ」風がすねる。
カテゴリカテゴリ 歴史・時代 ファイルファイル PDF形式
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タグタグ 中国 清代 孫髭翁
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